とある地球調査員の観察日記

惑星イーロイから地球調査に来た調査員による観察日記

イーロイ陸軍の紹介

今回はイーロイ陸軍について紹介しよう。

前回イーロイ軍について紹介したが(イーロイ軍の紹介)

さわりの部分だけだったので今回はもう少し詳細に説明しよう。

 

編成

編成は以下の様になっている。なお人数とあるがイーロイ軍は

アンドロイドやサイボーグなども含まれての人数である。

総隊

 軍集団を指揮する主要司令部であり、陸上総合司令官が指揮を執る。

その規模は100万人にも及ぶ。また総隊直属の部隊もあり

特殊部隊、強襲部隊、空挺部隊などがある。

軍集団

4,5個ほどの軍から成り立つ集団である。

2個から4個ほどの師団から成り立つ集団であり人数も3~4万人と

かなり大規模である。

師団

およそ1万人から成り立つ部隊であり、作戦行動における能力の

最小単位である。

旅団

およそ5000人ほどから構成されており、戦術レベルにおいて

最大クラスの部隊である。

大隊

5個ほどの中隊から構成されていることが多い。

人数としておよそ1000人前後だろう。部隊もかなり複雑化し

編成は使用する兵器で行われるため作戦によって部隊の編制は

変わってくる。

中隊

およそ200人前後から構成されている部隊である。

いくつかの小隊や分隊から構成されていることが多い。

例を挙げるとするならば、機甲小隊、迫撃小隊、歩兵小隊、衛生小隊、

整備小隊で成り立っている。

 

小隊

指揮官が指揮を執る最小部隊である。おおむね50人前後の部隊である。

歩兵小隊、機甲小隊、衛生小隊、整備小隊などがある。

分隊

最小規模の組織で3,4人で構成されている。武装も軽装備が

多いのが特徴。

 

まとめ

 地球の軍隊とあまり大きく変わらないのが特徴だ。ミリタリーに

興味がある人からすれば少々物足りないかもな。

 

 

人手不足は結局のところ金の問題だ

私が滞在している日本では人手不足が原因で倒産している企業が

多いらしい。そして人手不足の企業は人が寄り付かない業界が

多いとのこと。給料が安くて長時間こき使われていたら

誰も寄り付かないのは明らかだろう。

ちなみにイーロイでは物価がほとんどタダに近い額で手に入る。

なぜならほとんどの仕事が機械化されているからだ。

人が介入しないから人件費は発生しない。すべての職種が

そうだから結果として物がめちゃくちゃ安くなる。

航空自衛隊のパイロットの無事を祈る

日本の航空自衛隊の有する最新鋭ステルス戦闘機F35Aが

対戦闘機戦闘訓練の最中に消息を絶ったのこと。

新型の機体というものは動作が分からないことが多く

事故率はどうしても上がってしまうものだ。

この時期は気温が高くなってきたといえまだまだ海は寒い。

同じ軍属に所属するものとして一刻の発見と無事を祈る。

イーロイ軍の紹介

今回は、我々の星イーロイが持つ軍隊について紹介しよう。

地球の軍隊と同じように軍事作戦を遂行する場所によって呼び名は変わる。

イーロイ軍は陸軍(イーロイ陸軍)、海軍、空軍、宇宙軍、超空間防衛軍の

5軍で大別することができる。しかし陸海空軍の主戦場はイーロイなので

実際の規模は宇宙軍や超空間防衛軍に比べて非常に小規模である。

そして宇宙軍には宇宙戦闘部隊と惑星強襲部隊がある。

惑星強襲部隊とは地球でいう海兵隊と思っていただければいいだろう。

惑星強襲部隊は陸海空軍があり、基本的には宇宙空間からの攻撃で

敵を無力化する。その後、海空宇宙両用空母による着水。

あとはアメリカ海軍の空母打撃群をイメージしてもらいたい。

超空間防衛軍とはまた後ほど機会があった時に説明しよう。

 

EU離脱の泥仕合を見て思う、国家間の連合のむずかしさ

地球にはイギリスという国がある。ヨーロッパ大陸の少し上にある島国だ。

そしてそのヨーロッパ大陸にはEUヨーロッパ連合)という地域統合体がある。

言語、経済、文化が違う国家が統合体となるのは非常に難しい。

EUは共通外交・安全保障、司法、経済という国内での仕組みを

超国家的に行っているのだ。ここまでたどり着くには大変な苦労が

あっただろう。天の川銀河にも惑星間航行が可能な星同士では

同じような同盟がある。直径10万光年にもおよぶ広大な領域では

特に安全保障において緊急時に現場に直行することは難しい。

そのため銀河同盟においては共通外交・安全保障により危機の共有を

することで平和を作り上げているのだ。

 

話を地球に戻そう。イギリスはそのEUを離脱する。しかし離脱の仕方が

まだ決まっていないのだ。メイ首相が提案する方法を議会に否決されたためだ。

どう離脱するのかイギリス議会は決められない状態になっている。イギリスがどんな道を

選ぶのか観察していくとする。

 

 

 

 

 

地球の基準からするとイーロイは異端だろうな

調査員として外を歩いていると不思議なことがある。

この国の男性は全員がズボンをはいていて

女性はスカートだったりズボンだったりする。

どうやら日本では男性がスカートをはくというのは邪道なようだ。

いるかもしれないがほとんどゼロに等しいだろう。

しかしイーロイにおいては、男女関係なくスカートもズボンも着る。

そもそもイーロイ軍統合司令官の制服はスカートだ。

帽子は宇宙を、上着は空をスカートは陸を靴下と靴は海を表現している。

色々なところで自分の惑星との違いを思い知らされる。

まだまだ地球と付き合うのは難しい

 現在、地球人の調査を日本で行っている。

そうなると当然、日本を中心とした

周辺諸国との関係が気になってくる。

距離が近い国同士は権利のぶつかり合いが多く

戦争になることも度々あるので、仲が悪いのは珍しくない。

しかし、韓国という国はかなり注意深く見なければいけないだろう。

その理由は

1・国際条約を守らない

2・法治国家というよりも情緒で国が動く

である。

世界が物事の解決にすぐに武力を用いた野蛮な時代は地球では

少し前に終了した。無論、紛争自体はまだまだ残っているが

かなり下火になっているだろう。

それは世界が武力という力ではなく法という力の下に

国際社会が動くようになったからだ。

しかし韓国は別だ。まず国際条約を当たり前のように反故にする。

これでは国家間の決め事ができない。

韓国は約束を守らない。そういうレッテルを貼られること自体が

どれくらい国益を失っているか理解できないほど幼稚なのだろう。

そもそも国際条約が守る以前に国内も法よりも国民感情

優先されることが度々あるようだ。

我々の惑星イーロイも様々な星と条約を結んでいる。

国内の事情すらまとめられない国がある時点で、

惑星間条約を地球と結ぶのは当分先の話だろう。

惑星間条約は各惑星内にある国同士の調整が不可欠だからだ。