とある地球調査員の観察日記

惑星イーロイから地球調査に来た調査員による観察日記

地球人の日常はあわただしい

地球調査に来てから幾分か日時がたち、色々なことを感じた。

まず彼らの日常は非常に忙しい。

電車という乗り物に乗って会社というところで仕事をしているのだが

この電車というのが厄介だ。満員電車と通称呼ばれているのだが

この込み具合が半端ではない。一度乗ってしまうと身動きが取れないのだ。

これを毎日行っているのだから地球人の常識というのは

我々イーロイ人にとっては理解に苦しむ。

 

調査ということで地球での仕事というものを行ってみたが

まだまだ発展途中の惑星だと感じた。そもそも知的生命体が

限りある自分の時間を仕事というものに奪われている。

イーロイでは地球でいう仕事というものが存在しないので

いささか新鮮ではあった。